和名:頭巾蘭 です。 頭巾が被さったようなとてもユニークな花で、その形状から名前が付けられた地生蘭です。オーストラリアを中心にニュージーランドやニューギニア、ニューカレドニアに分布します。種類は現在知られているもので約100種ほどあるそうです。この個体は、ソーセージ型の細長い花を咲かせるプテロスティリスです。新分類でDiplodium truncatumとなりました。Diplodium属は小さい株はロゼット葉を形成しますが、開花株は花茎に葉が付きロゼット葉はありません。従って、ロゼット葉の中心から花茎が伸びてくるPterostylis属と容易に区別できるそうです。(by Kent氏)何種類か挑戦していますが、今ひとつ栽培のコツがよく分かりません。・・・春咲から温室のコンクリートの上に引いてある結合型人工芝の間から、ニョキ、ニョキ・・・といくつかの芽が。気づいた妻が(雑草かな?)と思ってこまめに抜いていたそうです。外出しにしてあった鉢入りの小物を、一時避難用のワーディアンケースに入れて放置してありました。たまの水遣りだけで、気づかぬままに花茎が伸びて、上の段の編み目ワイヤー棚の間をくぐり抜けて花を咲かせました。花と言っても、ご覧のように目立たぬ花ですからあわや上段の鉢に潰されていたかも知れません。気づいて手にしてみると花茎は40cm以上にもなっていました。(普通は、長くて20cm位)長い花茎に横向きに2輪着いた様は、電線に留まった○○君みたいー。ひょうきんな様子です。この花を見た妻が、「あれっ?この花の花は、私が抜いていた雑草そっくり!」と。どうやら、冬の間温室の棚の下に水を被らないようにと置いてあったいくつかの鉢が水遣りの際倒れて中の球根がばらまかれていたのでしょう。それが芽を出し、至る所にまるで雑草のように・・・だったようです。私も余り気づかずにいたのが抜かれた原因だったようです。・・・残念!
見て下さって、ありがとうございます!!
人気blogランキングへ;ここをワン・クリックお願いしま~す! m(_ _)m