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Diplodium truncatum 顛末記・・・

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和名:頭巾蘭 です。 頭巾が被さったようなとてもユニークな花で、その形状から名前が付けられた地生蘭です。オーストラリアを中心にニュージーランドやニューギニア、ニューカレドニアに分布します。種類は現在知られているもので約100種ほどあるそうです。この個体は、ソーセージ型の細長い花を咲かせるプテロスティリスです。新分類でDiplodium truncatumとなりました。Diplodium属は小さい株はロゼット葉を形成しますが、開花株は花茎に葉が付きロゼット葉はありません。従って、ロゼット葉の中心から花茎が伸びてくるPterostylis属と容易に区別できるそうです。(by Kent氏)何種類か挑戦していますが、今ひとつ栽培のコツがよく分かりません。・・・春咲から温室のコンクリートの上に引いてある結合型人工芝の間から、ニョキ、ニョキ・・・といくつかの芽が。気づいた妻が(雑草かな?)と思ってこまめに抜いていたそうです。外出しにしてあった鉢入りの小物を、一時避難用のワーディアンケースに入れて放置してありました。たまの水遣りだけで、気づかぬままに花茎が伸びて、上の段の編み目ワイヤー棚の間をくぐり抜けて花を咲かせました。花と言っても、ご覧のように目立たぬ花ですからあわや上段の鉢に潰されていたかも知れません。気づいて手にしてみると花茎は40cm以上にもなっていました。(普通は、長くて20cm位)長い花茎に横向きに2輪着いた様は、電線に留まった○○君みたいー。ひょうきんな様子です。この花を見た妻が、「あれっ?この花の花は、私が抜いていた雑草そっくり!」と。どうやら、冬の間温室の棚の下に水を被らないようにと置いてあったいくつかの鉢が水遣りの際倒れて中の球根がばらまかれていたのでしょう。それが芽を出し、至る所にまるで雑草のように・・・だったようです。私も余り気づかずにいたのが抜かれた原因だったようです。・・・残念!

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by chika-kana | 2010-11-21 06:56 | その他の蘭 | Comments(3)
Commented by ランビー at 2010-11-21 17:22 x
あはは・・・夫婦漫才みたいですね^m^
地性っても、豪州産なら四季が逆なだけで・・・野生化しても不思議ではないですが・・・・
来年?は印を付けておいて、『芋堀』しないと駄目ですかね・・・・
自家交配で種が飛んだ可能性もアリかと・・・・・
Commented by かな at 2010-11-23 08:03 x
HEROさん、そうなんですよ。
自家交配して・・・と言うことも考えられます。
ちゃんと管理していないのがばればれ!?
Commented by 中途半端な園芸道楽 at 2012-03-26 12:44 x
写真がきれいです。
品種はトーランサ属とディプロディウム属との自然交雑属の
Taurodium属では? リップが写っていないので判別できませんが、リップの先端がクサビ形の切れ込みが入っていなかったでしょうか? 2011年11月9日 をご覧下さい。 
http://blogs.yahoo.co.jp/fcxyy602/folder/1026649.html?m=lc&p=3 
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