我が家のワルケリアナたち、動きは遅く、まだまだ蕾のままの個体が多いです。その中から、konan君ほか、2・3紹介します。元々、ワルケリアナのセミ・アルバはあまり持っていませんでした。(どちらかというとセルレアが多い) でも、蘭を始めてまもなくの頃(東日本でのワルケブームのずっと以前)は、蘭の先輩の影響を受けて、ワルケリアナは身近な存在でした。当時、1個体が数十万円もして、滅多に入手できないような頃でしたが、ワルケリアナの有名な個体はほとんど持っていて、その方の温室に行くといつも何かしらのワルケリアナが咲いていました。その方の温室には、珍しいものがないかと三浦メリクロンの故三浦二郎さんや須和田さんも遠方はるばるよく訪れて来ていました。勿論当時のJOSでも、例会があると一番たくさんの花を持って展示されていたことでも有名でした。その方の紹介で関西の蘭やさんを巡った時、故今井田さんと言う方(JOSで「Denと言ったら今井田さん」と言われた方)にプレゼントされ、初めて自分のコレクション株になったのが’konan’でした。当時ワルケリアナの価値も何にも分からないような状態でしたが、とっても貴重で嬉しく思ったのが印象に残っています。またその後に入手した大場さんのワルケリアナが気に入って、1998年頃からずっとHPの壁紙にもワルケリアナ・セミアルバを使っていました。(覚えている方いるかなあ?)その割には意外とワルケリアナには興味はなく、ワルケリアナを生業とされている佐藤さん外ワルケの会…とは、接触を持とうとしていなかった(佐野さんだけは、亡くなったご主人存命の頃から何度か蘭園等へも行っていた)のが現状です。ここ最近になって、(高価なものは買えませんが)気に入ったワルケリアナをセルレア、セミアルバを中心に育てています。とは言っても、HPやブログで知るワルケリアナを立派に育てている方の力量には到底及ばないのが現状。でも良いんです。この時期、この’暴れん坊コナン君’始め、いくつか蕾を付けているワルケリアナの成長を見ているだけでも何かしら幸せになってくるのですから・・・。単純!?
C.walkeriana semi-alba ’Konan’ PC/JOS らっぴーさんの所の”暴れん坊さん”より更に、やんちゃぶりが見てとれます。もっとも開花以来日にちがたっているせいもありますが・・・。水苔、素焼き鉢に分けて植えたので元気になりました。 C.walkeriana var.coerulea (‘Happy Field’בEdward’) ♪ 一押し、押してね!♪ 人気blogランキングへ
by chika-kana
| 2006-01-05 08:02
| 原種カトレア
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Comments(8)
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Nakayoshibo
at 2006-01-05 11:51
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かなさん、こんにちはー。また雪景色になってしまいましたねぇ。
ワルケリアナから繋がる方々の貴重なお話、興味深く読ませて頂きました、"人に歴史あり"って感じですね。私からはどこを叩いてもそんな話出てきやしませんが(笑)。 また蘭から広がるいろいろなお話、紹介してください。 私は今日がお休み最終日、ボーと過ごしてます。
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sawa
at 2006-01-06 13:56
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すごい、すご~いッ゚o゚!と言いながら、読ませていただきました~!
ゆかりのある鉢を育てているって、それだけで、とっても嬉しくて大切ですよね~。特に、この頃、ランの流行りが色々変わり、昔の名品が消えつつある・・というお話をお伺いしたことがあります。(・・この頃、ランに関する古い本なども面白くて、古本屋さんめぐりも楽しんでマス*)
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かな
at 2006-01-06 18:00
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Nakayoshibo さん、sawaさん、いらっしゃいませ!
ちょっと長すぎのコメントに目を通して下さってありがとうございます! 今朝も雪ひどくて、朝2時間はたっぷり近所のお宅も除雪していました。 (ふ~っ!)てな感じで、月曜日から勤務先の除雪もあり、一体どうなるのでしょうか?
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比さ奈
at 2006-01-06 18:20
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大変興味深く読ませて頂きました!
お花の写真を拝見するだけでも充分楽しいですけど、このお花に纏わるお話が添えられると、楽しみもより一層のものとなりますねv それにしても、ワルケって今でも“高い蘭”というイメージありますけど、昔はもっと高かったんですね~。 あ……、でも、私が蘭に興味持ち始めた頃(1991~2年)は、どの蘭もビックリするくらい高かった気が……。まだ花屋さんの蘭くらいしか知らなかったし、気のせいかな(^^;)
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らっぴー
at 2006-01-06 23:09
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かなさん、こんばんは。
↑スッゴク?かなさんの蘭の年輪を垣間見たようです(-_☆)きらーん 家のコナン君は3年半前に夏のボーナスで初めてのワルケのS/Aとして迎えました(^^ゞ 昨年は不細工な顔してたけど某会で栽培笑(^m^)も頂いたし、σ(^^)には出来すぎた孝行息子ですよ(^○^)/ σ(^^)も大切に育ててあげますからね~(^○^)/
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かな
at 2006-01-07 08:37
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比さ奈さん、らっぴーさんいらっしゃ~い!
「高嶺の花」というのは、「あまりに綺麗すぎて近寄りがたい」とか「あまりに高価すぎて手が出ない」ということからきたのでは?と、蘭の歴史を考える時に思ったりします。でも、高嶺の花ではなくても、身近な花を愛でて育ててらっしゃるお二人の姿勢にも頭が下がります。ついでに下がりっぱなしなのは、konan君かな?昨年のらっぴーさんの素晴らしい大株は、何といってもこれまでのkonan君をグ~ン!と高めた気がします。年季だけは喰っている私ですが、見習うことたくさんあります。
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tostepaside at 2006-01-08 21:13
かなさん、こんばんはー。
ワルちゃんとかなさんの暖かい、長ーいお付き合いのお話、興味深く 読ませていただきました。 ワルちゃんは、私にとってはまだまだ高嶺の花。 「天使のしずく」「悪魔のささやき」などなど、 何がどう良い世界なのか?? やんちゃに、元気に咲いてくれるほうが嬉しいですよね♪
かなさん、こんにちは。
かなさんのワルケに対する思い出のコメント、遅ればせながら、拝見しました。私、こういうエッセイ風の文章、大好きなんです。何か、その人の思い入れや感じ方、お人柄などが、にじみ出ているようで・・・そして、こうやって、ちょっと遅れちゃったけど、時間が有るときじっくり楽しみたいんです・・・だから、また、こういうの載せてくださいね! 私も今しがた咲きだした暴れん坊のワルケがあります。 咲いてくれただけで、感激しています(笑) では、また~~
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